「父の肖像」辻井喬著 読了。
http://www.amazon.co.jp/%E7%88%B6%E3%81%AE%E8%82%96%E5%83%8F%E3%80%88%E4%B8%8A%E3%80%89-%E8%BE%BB%E4%BA%95-%E5%96%AC/dp/4101025290
かの西武グループ創始者堤康次郎をモデルに息子の辻井喬堤清二)が小説にしたもの。堤家関係者は名前が変えられているが、他の人物は実在の人物で、堤家の関連人物も大体だれがモデルかすぐにわかります。
父の生い立ちから最期までを描いてますが、辻井喬自身がモデルの人もかなりのウェイトをしめております。
辻井喬自身も母親が不明で、父の本妻に養育されるも大学で共産党運動家になり、結核で死にかけ、復帰したら父の政治秘書、西武百貨店の重役と波乱万丈の人生でした。