2022-03-31から1日間の記事一覧

「寂光院残照」永井 路子著

源平合戦時代あたりの短編集。 表題作は、壇ノ浦の後、大原に隠遁した徳子の元に後白河法皇が訪れる。 徳子の侍女の考えは至極真っ当で、平家追討を命じた法皇がなぜのうのうと徳子の前に顔を出せるのか。市中引き回しされた平家の落ち武者(宗盛とか)を平…