2018-02-12から1日間の記事一覧

「保科正之 徳川将軍家を支えた会津藩主」中村彰彦著

中公新書。 徳川秀忠の子で、お江与の方から逃れて保科家に入り、家光に信頼されて会津藩藩主となって国政に関わった人物。 あんまり話に出てこない人物なので、どういう人か気になったので参考にしました。 筆者が肩入れしすぎて、ちょっとしたことでも名君…

「馮道―乱世の宰相」砺波護著

中国五代十国の戦乱期に五朝八姓十一人の天子に仕えた馮道という人物のお話。 貴族の出では無くても、知識と慎み深い人格で幾つもの王朝で珍重された。 君主に忠ではなく国に忠であるというのは、現代人ならわかりやすい。 国の変わり目の動乱期では不思議と…