2011-06-20から1日間の記事一覧

「海も暮れきる」吉村昭著

自由律俳句の尾崎放哉の最期のお話。 尾崎放哉は帝大卒業で生命会社勤務のエリートだったのですが、酒癖の悪さで辞職して妻からも別れて流浪の日々に。結核を病み、最後は小豆島に渡って堂守となり、八ヶ月で死ぬまでを克明に書いてます。 放哉は酔うと人格…