美濃

緊急事態宣言が明けたので久々に遠出。

岐阜駅からバスに乗って美濃市へ。

名鉄美濃駅跡。

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車両展示。

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野口五郎の碑。

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うだつの上がる町並み方面へ行って、小倉山城へ。

公園入り口の城っぽい建物。

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城っぽい展望台。

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展望台からうだつの上がる町並み。

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長良川鉄道の梅山駅から前平公園まで行き、ヤマザキマザック工作機械博物館へ。見た目は三角形で小さいけど、地下に広大な展示スペースがある。

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工作機械が歴史に沿って展示。最新の自動工作機械に感心する。

博物館限定の工作機械プラモを買ってしまった。

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その後美濃太田駅から鵜沼駅へ行って名鉄乗り換えで帰宅。

Xbox Series X

やっとソフマップの抽選に当選してXbox Series Xを入手できました。

XBOX ONE Xを買ったのは2017年12月で4年ぶりに本体新調。と言っても、series xの発売から1年程度経って、未だに入手困難ですが。。。

shpolsky.hatenablog.com

onexはひらぺったかったけど、series xはタバコの煙吸込み機みたいな感じ。

セットアップはスマホxboxアプリ使うと、アカウントの引き継ぎ勝手にやってくれるので、文字を入力する必要がない。らくちんです。

とりあえず360ゲーム動かして、さくさく~とやってみたけど、これはxでもさくさくだったのでそんなに変わったような気がしない。やっぱseriesx用に最適化されたゲームをやらねば。

xbox game pass ultimateは前にgoldアカウントのアップグレードしてましたが、ちょうど今月期限切れ。調べたらgoldからのアップグレードは今でも二回目でも可能ということで、またgold三年分追加して、ultimateにアップグレードしました。といってもここ一年ほどxboxのゲームやってないんよね。microsoftのお得意さんね。

とりあえずFH5とHaloの新作あたりをやる予定。

「日本人の歴史観 黒船来航から集団的自衛権まで」

今は亡き岡崎久彦先生、坂本多加雄先生と北岡伸一氏の三名による歴史鼎談。

保守による歴史語りと言ったところ。

岡崎先生の本はだいたい読んでいるので、ある程度はわかっているつもりだったが、人物評価(田中義一上げ、広田弘毅下げ)なんかは結構意外。

「連星からみた宇宙 超新星からブラックホール、重力波まで」鳴沢 真也著

実は恒星の半分は連星で、連星なくして天文学の発展はなかったというお話。

連星というと三体ですが、そんな世界はありふれていたんですなあ。

恒星の光度変化などを計測することで、連星の公転周期がわかり、色とか周期とか色々調べることで、連星の数とか質量とか色々計算できるんだそうな。連星でなければそういう情報を得ることは難しい。

重力波を測定できるのも、中性子星ブラックホールの連星が衝突することで発生する膨大な重力波のおかげ。

超新星は太陽より大きい恒星が重力崩壊することで発生するが、それより暗い新星は、白色矮星と恒星による連星で、白色矮星が恒星からガスを供給されて、再び核融合することにより発光するそうな。

公転半径が狭すぎてくっついて見えるひょうたん型連星とか、大型の恒星の内側に小型の星が回っている連星も存在するそうな。

宇宙ってのは無味乾燥な空間では決してない、多様性に満ちているのだなあ。

「裏切りの塔」G・K・チェスタトン著

チェスタトンの短編集。チェスタトンは相変わらず固定観念を破壊してくれる。

怪奇譚かと思ったら殺人事件になって、最後は違う方向に着地する「高慢の樹」

最後の最後でどんな手口だよと驚かされる「裏切りの塔」

等々、アイデアの宝庫です。

「南北戦争-アメリカを二つに裂いた内戦」小川 寛大著

知識があまりない日本人向けに書かれた南北戦争の入門書。

リンカーン、グラント、リーあたりは名前を知っていても具体的にどういう人が前知識なかったり、映画「グローリー」「リンカーン」見たけど背景がよくわからなかったので、この本は非常に勉強になった。

北軍大戦略としてアナコンダ計画という海上封鎖計画があって、最終的にこれによって南軍は干上がって負けたのね。

西部戦線でシャーマン将軍が焦土作戦を実施して、南軍の経済をメチャクチャにしたのが勝因の一つで、東部戦線は軍事的な意味は実はなかったわけだけど、リー将軍を倒して南軍の士気を折らないと最終的な勝利には結びつかなかった。

「日本本土決戦―昭和20年11月、米軍皇土へ侵攻す!」檜山 良昭著

1980年代に書かれた仮想戦記。と言ってもオレツエー系ではなく、沖縄戦がひたすら本土で再現される凄惨な内容。

ifの前提として、アメリカの原爆開発は間に合わず、ポツダム宣言受け入れに動いていた政府は陸軍のクーデターにより解体し、戦争続行。

南九州上陸のオリンピック作戦から、関東上陸のコロネット作戦へと展開する。

日本軍の特攻により、米軍は当初の想定を超えた損害を強いられる。現地国民軍の肉弾攻撃で米軍を足止めしているところに陸軍決戦部隊が突入という展開を繰り返す。

最後は米軍が首都に突入したところに、首都防衛司令官石原大将が最終決戦を挑んで大損害を与えたところで、終了。日本は数千万人以上の戦死者と、荒廃した国土を残し、ソ連アメリカによる分割統治を迎えるのでした・・・虚しい。