色々テーマを立てて日本史を語る内容。
律令制は絵に描いた餅で、実際には機能していなかったとか、
平安中期までは土地は天皇のものという建前が維持されていたけど、院政で上皇が財産を増やすことに励んだ結果、建前がなくなったとか。
本郷先生の前の本と似たような話が多いかな。
トム・クランシーの小説で、映画トータル・フィアーズの原作。
東西ドイツが統一し、冷戦が終了。中東の情勢も安定化し、世界は平和に向かうように思われたが・・・
パレスチナのテロリストがイスラエルの行方不明になっていた核爆弾を入手し、東ドイツのリストラされた諜報員と原子力技術者をスカウトして水爆を作らせる。
アメリカ大統領を狙って、観戦予定のプロスポーツのスタジアムに水爆をしかけ・・・といった内容。
核爆発後に世界が錯乱して情勢がどんどん悪化していく様子が圧巻です。米ソ間の相互不信がどんどん進行して、読んでると息が詰まりそう。
水爆を開発するシーン、核爆発のプロセスのシーンがやたら詳細で、どっからその情報得たのよって感じ。
主人公のジャック・ライアンは、中盤までは公私ともにダメダメだけど、後半の事態の収拾ぶりはすごい。
トム・クランシーの小説はまだそんなに読んでないけど、レビューにはこれが最高傑作というのもあって、確かに素晴らしいできでした。
先日から引き続き舞鶴。
昔の線路跡を利用した遊歩道。その途中の北吸トンネル。赤レンガ倉庫に続きます。
赤レンガ配水池の立て看板。なぜかぜかまし。
坂道を登ったところに赤レンガ配水池。
坂道の途中でひゅうがやあたごがよく見える。
赤レンガパークへ行き、舞鶴港巡り遊覧船に乗る。親子連れとか結構乗客多い。護衛艦が近くて写真撮りまくりで大興奮である。
うみたか。
あさぎり。
あたご
ひゅうが。
ましゅう。
赤レンガ倉庫で艦これ同人イベントやってて、痛車とかコスプレイヤー多し。
赤レンガ倉庫一通り見てから、引揚記念館へ。シベリア抑留の話とか岸壁の母とか。
記念館の裏手の丘から再現された岸壁が見える。結構小さい。
田辺城。10年くらい前に一度来たことがあるような。細川幽斎推し。
これくらいで帰宅。
勝海舟の歴史小説だけど、かなり事細かに出来事を記載していて、資料集みたいな感じ。
勝海舟が具体的に何をやったのかよくわからなかったけど、この本でそれなりにわかった。前半生で幕府の海軍を立ち上げて、鳥羽伏見の戦いの後は、幕府の指導者として江戸城無血開城にこぎつけた。
鳥羽伏見の戦い後、江戸の幕府のほとんどの人たちは、展望のないまま徹底抗戦を唱えていたんだけど、海舟は慶喜の意向や大勢を見据えて、戦争をしない方向に持っていったのね。その後幕海軍の逃亡や上野戦争に進んでいくんだけど、海舟は大局的に見て官軍の優勢は揺るがないこと、内戦は外国の干渉を招くことがわかっていた。
このへんは昭和前期に大戦に向かっていった雰囲気に近いなあ。雰囲気に流されなかった海舟は偉いものだと感心。
大村益次郎は善玉で、海江田信義は悪玉みたいな歴史観があるけど、海舟や幕府側の視点からすると逆で面白い。大村益次郎は合理的な考えで幕府を滅ぼそうとしていたのね。
地上波でやってたのを録画して見ました。
チェルノブイリのドラマ版はかなり衝撃が大きかったですが、こちらは日本映画的表現が強くて、もうちょっとドキュメンタリー的にリアリティ持って作ってほしかった。架空キャラの家族の思い出とかいらんでしょ。作業員がお涙頂戴的にワーワーやってる感じで、物理的にどうなっているのかよくわからんし。
ここ結構同意。
「Fukushima50」とNHK「最悪のシナリオ」|下村健一|note
ただ、昔のあの日々を思い出して感慨深かった。一号機の爆発を見て、最初は水素爆発を知らなくてもう日本は終わりかと思考停止したとか、ヘリが空中から水を散布したのを見てもう打つ手がないのかと絶望したとか。ヘリからの水は空間線量を下げるのに効果があったっぽい。
武田邦彦をまともな学者だと思っていたのが、だんだん科学者の良心のない逆張り野郎だとわかったとか、勝谷誠彦が東電社員が逃げたとデマを言ったのに訂正しなかったクズだったとか思い出した・・・