コロナで時間ができた著者が感染症について書いた新書。
感染症で人間が塵芥のごとく死んでいくのは慄然とする。
ローマはチフスが蔓延していたので、外国の征服が長続きせず、イタリア人の教皇が多かった。
スペイン王家にはあまり良いイメージがなかったのだけど、ナポレオンによって国を追われたカルロス4世は種痘キャンペーンを送り出して世界一周させたという善行がある。種痘を保存するために孤児を何人も船に乗せてリレーさせた。
密室殺人の短編集。全6話。
ほぼ痴情のもつれ。神津恭介はたいてい殺人を見逃すので、そんなに優秀ではない気が・・・
冒頭の白雪姫の冬の青森の雰囲気が好き。
ハワード・マークス先生の投資本。後に出た市場サイクルを極めるを先に読んでまして、同じようなことを言ってるかな。
こっちのほうが全般的なディフェンシブ投資の心構えの話で、市場サイクルはサイクルにいかに乗るかというお話。
学生の頃は日本学を学んで、無常の考え方を身につけたという驚きのお話。
みんなが楽観的なときが最もリスクが大で、悲観的な時が最もリスクが少ない。
どんなに質の良い投資対象でも、割高なときに買うのはリスクが高い。